恫喝と忖度

とりわけ芸能界は恫喝する人が多いのかもしれません。かって芸能界は反社との繋がりも多かったので、体質的に残っているのでしょうか?

仕事上のトラブルはどこでもある事だとは思いますが、大手代理店でのオールスタッフミーティングで恫喝するような感じで怒り出した芸能事務所の方に出くわした事が一度だけあります。代理店の一番偉い人が怒られていました。

ジャニーズの方ではありません。

今だに理解できないのが、一番効率良く稼がせてくれる広告代理店に対して無理難題をぶつけたり、脅すような事をする方が多いようなんです。

ある種の芸能の独特な仕事の作法なのかもしれない。怒らせると怖い事務所と思わせるように…

そういう事があるからなのか代理店関係の人が、驚くような気遣いというか忖度をしているのを撮影現場で目にする事が多いです。

テレビの番組宣伝の広告撮影の時にも、同じように感じる事があります。

広告の撮影時は撮影関連スタッフの他に代理店、クライアントなどが20名以上いる場合も多く、写真撮影なのに50名ほどになる事もザラにあります。

これが雑誌社の仕事の場合はと言うと、編集者がジャニ担の人だからか、とても和やかな場合が多いのです。何故だかタレントさんをちゃん付けや呼び捨てする程仲が良い編集者もいます。

撮影現場のピリピリ度がかなり違います。

芸能事務所が全てそうだというわけではなく、その事務所のトップの気質によるものだと思います。

ほとんどの芸能事務所の方は普通の企業と同じような真摯な対応をされている事が多いです。

ジャニーズのタレント自身はどうかと言うと、皆とても熱心だし礼儀正しいんです。良い人しか知らない。嫌な思いをしたことなど一度もないので、ジャニーズのタレントさんとの撮影は大好きでした。実は僕が一番仕事をしてきて推しの芸能人はジャニーズの人です。