最近、フォトグラファー志望の人からのメールをたくさんいただくようになり、どうしたらフォトグラファーになれるでしょう?等の質問をいただきます。

現在大手会社のOLをしている方のメールから一部を掲載させていただきました。

「職業として写真を考えています。
でも、なにも始めていないでイメージで思っていることですので考えがすごく甘いことも分かっていますし職業としてやっていくのは厳しいのも分かっています。でも、いますごく自分が駆り立てられていて、今の私ならどんなことでもやっていける、がんばれる自信があるんです。」

一つの職業を極めていくには、ずっーと続けていくことと、いつまでもがんばる気持ちを持ち続けることが何よりも大切なことだと思います。やっていく途中には疑問や挫折等、必ず出てくるものですが、何がなんでも私はこうなるという信念を持って下さい。
人というものは、スタート地点はそれ程の違いはありません。はじめてからどれだけ写真を中心に生きているかというところで違ってくると思います。
今、写真家として成功している人のほとんどが、写真キチガイと言って良い程の人たちです。
結構、僕は体育系の考えを持っているので、心構えみたいなことばかり言ってしまいますが、僕のまわりには写真家を目指している人がかなり多くいますが、やはり飛び抜けていく人はそのあたりが、他の人たちとは確実に違います。

さて、本題の写真の勉強の仕方?ですが、大切なことは大きく分けると2つあると思います。
イメージ・トレーニング(感性を磨く)と、写真のテクニック(カメラや照明機材等の技術的なこと)の2つです。

イメージ・トレーニングは、とにかく、たくさんの写真や映画、絵などを見ることです。
見てきたものが記憶として残り、潜在意識の中に蓄積となり、あなたが写真を撮る時にあなたの感性にプラスαされて出てくるものです。日々、いろんなものを注視して下さい。

最近カメラが進歩してきて、技術的なことがなくても感性だけでもすばらしい写真が撮れることもあります。が、最初はそれだけでやってきた人も、やはり技術的な裏付けがないと、つまづいてしまいます。
というのは、せっかくすばらしいイメージが浮かんでも、それを表現するには技術が必要です。イメージを定着させる確かな技術も身につけていかなければなりません。
現在、すばらしい女性の写真家が多く出てきていますが、彼女たちも確かな技術を持っています。感性だけで撮っている写真と技術的裏付けがあるのとないのとでは、かなり写真が変わってきます。HIROMIXは感性だけで、写真を始めましたが、最近では技術面でもかなり勉強していると聞きます。

技術的な事、写真家というもの、を何処で勉強するかと言うことですが、はじめから生活を変えて、スタジオマンをするとか、誰か写真家の人に師事するとかもありますが、基本的なことを勉強するには、現在の仕事を続けながら、夜間の専門学校に行くということもいいですね。そこで、技術的なことだけではなく、同じフォトグラファーを目指す人の考え方、講師の方の意見等も知ることができると思います。もう少し写真の世界を知ってから、この世界に飛び込むのも良いことだと思います。

それと、写真関係の本もいろいろ出ています。技術的なことは玄光社のコマーシャル・フォトの別冊でためになるものが多く出ています。
また、写真を知る上で参考になる本では、僕が最近読んだものでは、河出書房から出ている、アラーキー、篠山さんの本などもおもしろいです。

僕の場合、日大の写真学科で写真の基本的な事を学びましたが(卒業したということで、実際にはあまり学校には行ってなかった)、本当のところは独学です。僕の頃は写真の本も現在のようにあまりなく、カメラも押すだけでは写らなかった時代ですので、何かの本で勉強しては、写真を撮り、スキな写真を見つけては真似をして撮るというような繰り返しだった記憶があります。とにかく人一倍、写真は撮りました。

「ファッションにとても興味があるのでファッションの写真を撮ってみたいです。あとは、ヌード写真も気になります。」

ファッション写真は、やはり洋服のことや流行のヘア、メイクのことも知っていなくてはなりません。
僕も、月に10冊は定期購読をしています。そちらも興味を持って、立ち読みでも良いですから、いっぱい見てください。ファッション写真には、ファッションと同じように流行があります。

「あと、人の日常も気になります。私の持っているお気に入りの写真集にWoman Before 10a.mというのがあるのですが」

僕もこの写真集は持っています。
写真というのは、ただ考えなしに撮っているのではなく、コンセプト(テーマ等々)をはっきりさせて、撮っていかないと、なんだか訳のわからないものになってしまいます。この写真集は写真の美しさもさることながら、企画力がものを言ってます。テーマを決めて撮りためるということが、僕は大切だと思います。

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