APA獎2010

日本広告写真家協会公募展の写真作品部門の審査員してきました
審査員にはAPA会長写真評論家Iさんアサヒカメラ編集長Oさん東京都写真美術館 学芸員Nさん電通クリエーティブディレクターNさん博報堂クリエーティブディレクターTさん著名な方々がご一緒だったのでちょっと緊張の審査会ではありました
昨年より質が高い作品が多いとの前評判だったのですがデジタル技術の進歩とともに応募者の作品の完成度が高くなっているのがわかりました
応募作品は「箸にも棒にもかからない」というものはなく技術的にはプロレベルのものが多く見られ組写真などはトーンを上手くそろえてイメージの統一ができています
但、世相を反映したのか暗い感じの作品が多く明るい感じのインパクトがある作品が少なかったのがとても残念ですコンセプトも内容的にも突っ込みが弱くどこかで見た感じがする作品が多かったのも残念に思いました
こういった写真審査をしてみると自分が次に撮るべき作品の方向性も見えてきて「頑張ろう!」という気分になってきました

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