おそろしいことにレギュラーでやっているファション雑誌の仕事とこれまたレギュラーでやっているファションカタログの撮影が重なってしまった。もちろん杉山としてはどちらも落としたくはないので、なんとかスケジュールの調整をする。カタログ5日間、雑誌7日間、内1日は日中カタログ、夜雑誌という日もできてしまった。
デジタル撮影は、撮りっぱなしというわけにはいかないので、撮影していない時間はデジタル処理の時間になるわけで、ほとんど寝ていない日が続いたわけです。でも気力でなんとかなるものです。
杉山がレタッチをしない今回のファションカタログの現場では、Mac2台、オペレーターも2人用意して、1台は撮影専用にし、ネットワークで繋いだもう1台では、撮影が終わったカットをクライアントさんがセレクトをし、その場でセレクト/レイアウト用データと入稿用データも作ってしまい、当日お持ち帰りをしてもらうという早業を使っています。
普段から最速/ハイ・クオリティを求め、機材やソフトの選択、使用方法なども考えておくことも必要だと思っています。