MacBook Pro OS10.4.6- Parallels Desktop for Mac-2

Parallels Desktopについての経過報告。
杉山が撮影の現場で使うソフトをインストールしました。

Adobe-PhotoshopCS2、canon-DPP/EOS Utility、フォトのつばさの3つ。

EOS Utility以外のソフトは動作確認がとれました。

というのは、Parallels DesktopはかろうじてUSBに対応してるものの、USB 1.1として使用されてしまい、
USB 2.0をサポートしていません。その結果かどうかはわかりませんが、絶対条件としてUSB 2.0使用のものは動作しないということではないでしょうか。外部接続キーボード、マウス、カードリーダー、HDなど動作はしますが、すべてUSB 1.1のスピードです。
また、ファイヤーワイヤー(IEEE1394)もサポートしていません。現段階では、外部機器との接続にかなり問題があり、Parallels Desktopの撮影現場での使用は難しいと感じました。
ただし、Windows上でのそれぞれのソフトの動作スピードは、思っていたよりも早いので、何か違った使い方ができればいい感じです。

Parallels Desktop上でWin/PhotoshopCS2を使用した場合と、Boot Camp上(こちらはネイティブの動作)のスピード結果を掲載しますので、参考にしてください。(あくまでも個人レベルでの、また単一動作だけの検証なので、目安程度にしてください。)

PhotoshopCS2でEOS1Dsマーク2のRawデータを16bit/4992×3328/撮影時の設定で、現像開始から、PhotoshopCS2上に展開されるまでの時間を計測した平均値です。

環境 メモリ割当 Raw1カット Raw5カット連続
Parallels Desktop(WIN) 1161MBx70%=812MB 9秒 67秒
Boot Camp(WIN) 1722MBx70%=1206MB 5秒 40秒
Boot Camp(OS X) 1963MBx70%=1374MB 20秒 120秒

それぞれのメモリの割当をデフォルトの55%でも計測したが、上記の数値との差はほとんどなかった。仮想記憶ディスクの指定は、すべて起動ディスク。